児童相談所は敷居の高い場所では決してありません
児童相談所を利用しようと思っても、ちょっと敷居が高い感じがしてなかなか相談できないで一人で悩んでいませんか。そんなに敷居の高い場所ではありません。子育ての悩みを一人で抱えて辛い思いをせずに、気軽に相談をしてみましょう。
児童相談所は各都道府県や政令指定都市に必ず1カ所以上あります。まずは、お近くの児童相談所がどこにあるのか調べてみるといいと思います。いろいろな相談に乗ってくれますからこんなことでもいいのかなということでも心配せずに相談されてみて下さい。
保護者が悩みを抱えているままでは、子供は安心して成長できません。また、相談したことを誰かに知られてしまうのではないかなどの心配のある方もいらっしゃるかもしれませんが秘密は厳守されます。
相談所まで行くのが大変な場合は、電話相談や相談員が訪問してくれるところもあるそうです。ですのでお近くの児童相談所が電話相談をしているかどうか確認してみるといいかと思います。
児童相談所では18歳未満の児童に関することが対象
児童相談所では18歳未満の児童に関することについて相談を受けていますが、相談と一言で言っても、人それぞれ様々な悩みや心配事があると思います。どんなものが相談の対象になっているのか、例を挙げてみますと、まずはお子さんの成長に関することです。
障害をお持ちのお子さんについてはもちろん、「うちの子まだ喋らないけれど大丈夫かしら」というようなことについても大丈夫で、必要であれば専門機関などを紹介してくれます。 また、最近お子さんが反抗的になってきたとか、不登校を始めたなど、お子さんの急な変化にどのように対応したらよいかお困りの場合も相談にのってもらえます。
また近所の子供が虐待をされているような兆候を発見した場合も、第三者として相談することも可能です。ただし、このケースの場合は、法的に介入することは難しいので、必ずしもそのお子さんを救うことはできないかもしれませんが、何らかのきっかけになる可能性もあります。緊急に保護が必要と判断された場合は一時的に保護してくれますので、もしかしたら・・・と思うようなことがあればそういった事でも相談してみるといいかと思います。
児童相談所はグループ活動の支援も行っています
また同じ悩みを持つお子さんや保護者の方が集まって活動することで、悩みが解決に向かうこともあります。児童相談所はこういったグループ活動の支援もしているようです。
子育てに悩みはつきものですが、一人で抱え込まずに相談することで解決出来ることもあります。もし何かお子さんの事でお悩みをお持ちでしたらお近くの児童相談所を利用してみてはいかがでしょうか。